
日本酒をテーマにしたコースターのデザイン

新しく販売を開始する、OEMオリジナル印刷のコースターのためのサンプルのデザインを考えます。
何かいいアイデアがないかなと、過去にデザインしたファイルを見返していると、日本酒をテーマにしたTシャツ用のデザインデータを発見。このデザインはコースターに当てはめたら相性が良いと思い、採用することにしました

早速このTシャツに使用した文字のデザインを円形のコースターに配置してみます、
実際に配置をしてみると
長方形を想定したデザインだったので、円に配置するとイマイチ
少し周囲の余白が大きく感じます

円形に沿って周囲に文字を配置したらどうだろうか?文字数が足らない部分は、新たにキャッチコピーを追加します
純米無垢であることをアピールする英文として、
PURE RICE
PURE WARTER
PURE JAPAN
のキャッチコピーを追加してみました

まだスペースが少し余るように感じます
上部と下部に何か文字やイラストを配置してみよう
日本らしさを富士山のシルエットと日本酒の文字を追加しました

放射線状に広がる周囲の文字は、太陽をイメージさせて富士山の記号と相性がいいです、思ったよりも良い仕上がりとなりました
別配色として、赤いバージョンも考えてみます、こちらのほうがインパクトがあっていいかもしれません

実際に珪藻土コースターにUVプリンターで印刷をしてみます
UVプリントの仕上がり具合

定着もよく、発色もきれいです、コースターの表面にはうっすらと横線が入っていてナチュラルな風合いです。シンプルでレトロで素朴なデザインとの相性がよさそうです
次はレトロなデザインで試してみてもいいかもしれません

吸水コースターであることを伝えるラベルをデザインします
すっきりと読みやすい、太めのゴシック体で組んでみました。水のアイコンをとりいれたらもっと直感的でいいかもしれない、と思ったので文字の一部を水滴に変更します。
さらに、珪藻土を使用したコースターであることを伝えるため、キャッチコピーを丸ゴシック体で下部に追加しました。
配色は2案、水色ベースと、白色ベースを考えました。

社内で話し合い結果的に白色ベースで決まりました。白をベースにしたほうが、コースターのデザインに左右されずに、合わせやすいとの意見があり、その通りだと感じました
販売を想定して、OPP袋に詰めてみます

OPP袋は商品を保護すると同時に、商品情報を記載するラベルを貼るスペースの役割を果たしてくれます。裏面にバーコードや説明書き(デメリット表示)のラベルを貼りつけることも多くございます。
KOJIMA OEMではアッセンブリ作業もできます
KOJIMA OEMではラベルシールのデザインのカスタマイズもできます。自社内でラベルシールの作成もしており、お客様のご希望のデザインでシールの印刷と貼り付けまで行い、納品が可能です。
詳しくはこちらの記事で解説をしています